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私物化に対抗するには

マンションの管理に目を付けた組合員がいる。マンションの管理とは管理費の事だ。

彼は単独ではない。

自分がマンションの管理費を合法的に私物化するには必ず協力者が必要だ。

そうしないと理事や理事長という役職には居続ける事は出来ない。

だから私物化に気付いたら、一人では対抗出来ないことにいかに早く気付くかだ。

 

私物化してる人間は、お金が目的だ。

お金の魔力や魅力にとりつかれた人間が公金に群がると脇目もふらない。

営利企業の厳しさなど眼中になく、単なる権力維持に走り出す。

一方、営利企業はお金を払う客が全てだ。

お金を払わなくなれば終わりだ。必死にサービスするし商品を改善するだろう。

価格競争もするだろう。

ところが、公金の采配を手にする事が出来るようになった連中はどうだろうか。

最初から預かったお金がある。お金を得る苦労などしていない。

ただ、元からあるお金をどう自分に環流させるかに腐心する。

そして、それが出来るための地位を守るためにボス化する。

周りを固めるのだ。自分の都合良く動く人間に。

 

マンションの管理に法律はあるが、そうした私物化の長期化役員に

法律は通用しない。自分が、自分達が逮捕されたり、罰金等の損害賠償を起こされるまで

本当に自分達がしてることが不味いとは思いもしていない精神状態にいる。

 

こういった私物化に走っている人間の抵抗は想像以上にすさまじく

気付いていない人間には何の事だがさっぱり分からないという事態が起きる。

単にマンションの管理をするべき所が、人間の対応をしなければいけない。

いったい何なんだろうか。

私物化に対抗するには、人間の対応を学び、広げていくしかない。

 

はたしてそこまでのモチベーションは皆にあるのだろうか。

こうしてありとあらゆる公的なお金が集まる場所はやられるのだろうか。

 

私物化に対抗するには広報を整えるべきだろう。

まずは事実を分かり易く広める。

徹底的にそれをするしかないだろう。

そうして気付く人達を増やしていく以外に私物化は駆逐されない。

徹底的に事実を広める。

インターネットの時代をまさに感じる。

これは皆が欲した事実の広報装置なのだと。

 

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