株八

全てを投資マインドで

SNS 『gab.ai』サイトダウンに、表現の自由を守る事の意味を考える。

[ctt template=”11″ link=”0_81q” via=”no” ]SNS 『gab.ai』はツイッターの代替サービスとして展開していた。[/ctt]
そのサイトの利用者が、銃撃事件を起こしたことで
サイト自身までが、ダウンしたという。

オンライン決済業者のペイパルや
ドメインやホスティングの大手ゴーダディが手を引いた事により
サイトが機能しなくなったと言われている。

はたして、一利用者がそのサービスを使用していたからといって
そのサイト自体まで、そのサイト全部を
機能させなくするのはどうなのかという話だ。

結論からいうとありえない。

そういう事ができるのなら
銃撃事件に使った銃器を使えなくする事も出来る事になる。

なぜ今回、このサイトダウンを記事にしたのか。
代替サービスというのは常にあって欲しいし、
言論や表現の自由の場は常にあって欲しいからだ。

ヘイトスピーチが実際の暴力につながるという話もあるが
ヘイトスピーチを制限すると、
それこそ暴力でしか権利を守れない場合も発生するのではないか。

日本で外人が多くなれば、それは嫌だと言うのは当然の権利としてある。
宗教や慣習が異なる人々が増えれば、軋轢が生まれる。
日本に長らく住む日本人が、自らの権利を守ろうとするのは当然だろう。

つまり
権利というものは自分で守らないと奪われる。

なので表現の自由、言論の自由が何らかの危険にあると思ったら
何か自分に出来る行動や意見を取らないといけない。
表現の自由というのは当たり前だと思ってはいけない。
なぜなら、もともと
当たり前にある権利ではなかった歴史があるからだ。

だから、まず権利がある事を自覚し、
そのうえで単に権利を行使するのでなく、
時に全力で守りにいかないと奪われる。

大切な事なので、別の例でも説明してみる。

お金や不動産を所有しているとしよう。
自分の手でしっかりと守らないと、
お金は奪われるし、不動産も狙われる。

では表現の自由はどうだろうか。
それと全く同じなんだ。
自分の手で、みんなの手で
しっかり守らないと狙われるし奪われてしまう。
過去の暗黒時代に戻ってしまう。
一部の人が移民と仲良くしろと命じられたら逆らえなくなる。

表現の自由というのは、かなり大事な権利だ。
現在の大抵の自由主義の国においては憲法で採用されている。

これが当たり前だと思って、
その大事な権利を守らないとどうなるだろうか。
ツイッターが唯一のマイクロブログになってしまう。
ツイッターだけが絶対のSNSになってしまう。

それは嫌だろう。
新しいサービスや代替のサービスは常に存在して欲しい。
表現の自由は
とてつもなく大きな動機としてネットに存在している。

その大切さを声に出す事、知らせる事、
これらは、とても大事な
幸福社会への最低限の投資になると私は信じている。

Leave a Comment

Copied!